2017年03月27日

葬儀に親族として参列する場合のマナー

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故人の親族として葬儀に参列するときは、正式な喪服を通夜・葬儀を通して身に付けなければなりません。男性は、略礼装のブラックスーツを身に付けることがほとんどです。上下揃いのブラックスーツでシャツは無地の白でネクタイはもちろん無地の黒、靴下も黒無地で、靴はシンプルなデザインの黒です。女性の場合は通夜の席では洋装、翌日の葬儀では和装あるいは洋装の喪服を身に付けます。和服であっても洋服であっても、格の違いはありません。

したがって洋装に慣れた人が和装を無理して身に付ける必要は全くないので安心してください。和装の場合は半襟、足袋、じゅばんは白で、帯、帯締め、帯揚げ、草履、バッグなどの小物は黒で統一し、着物には必ず家紋(実家の女紋か、婚家の家紋)を入れます。洋装の場合は膝が隠れる程度の丈の黒いワンピースか黒いスーツで、ストッキングは黒、靴も黒のパンプスです。和装・洋装とも靴やバッグは布製のものが正式ですが、光沢の無い革でシンプルなデザインのものなら許容範囲です。

アクセサリーは原則として結婚指輪以外は身に付けません。化粧は控えめにすることが鉄則です。親族として出る場合には、香典の額も気になるポイントです。故人と自分の関係、自分自身の年齢、自分の社会的立場によって出すべき金額は微妙に異なります。目安として、一番関係の深い自分の両親や義両親の場合で10万円前後、兄弟や祖父母の場合で5万円、その他の親戚の場合で3万円出しておけば、問題はないでしょう。しかし、支払うべき金額はもっと少なくても良い場合ともっと多く出す必要がある場合が生じてきますから、そのあたりは足並みを揃え、他の身内に尋ねるなどすればよいでしょう。

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