2017年12月23日
絶対になくては成り立たないモノがあります
葬儀に参列するにはそれなりの持ち物が要求されます。まず第一に日本の仏教の場合は数珠が必要になります。これはお経を唱える際に必要なモノで左手に巻き付ける形で装着します。次にお金である香典の持参となります。
この香典は基本的に現金を専用の封筒で包み、さらにそれを小さな袱紗という布で包みます。これを受付で出さなければなりません。なお喪主家族は香典はいらないものの、代わりにお寺さんの住職さんへお布施を出すこととなります。
その際はお布施のほかに、お車代やお食事代を別の封筒に包んで渡すのがマナーだとされます。そのほかにはハンカチやティッシュを持参します。これは普段の生活同様に鼻が出たり涙や汗が出たりなどした際の対処に使います。ただしそのハンカチは派手な色は避けて白など地味な色にしておくなどの配慮が欠かせません。また普段の行動と同じくある程度の現金が入った財布やメモ帳や筆記道具も持参するに越したことはありません。というのは親族の場合だとその場で追加で祭壇に飾る花輪を出し合う場合があるからです。その際は自分のポケットマネーでその場で購入なので現金が必要になるからです。筆記道具やメモ帳が必要かもしれないのは、打ち合わせの際に忘れないようにメモをするためです。忘れないようにメモするべき内容は翌日の告別式が何時から行われるか、告別式の後の四十九日の法要がいつ行われるかなどとなります。また喪主家族の場合は葬儀社のスタッフから伝達されてることがたくさんになるので、それを忘れないようにするために必要になります。その一例では霊きゅう車運転手や火葬場スタッフなどに渡す心づけの金額がいくらか、儀式の後の挨拶文など多彩となります。これらはいつもと違って平常心でいられない状況の中で行われるので勘違いや忘れたりすることが多くなりがちとなります。これを防止するためにメモが必要になります。